なんとなくレバーを可倒式レバーに交換してみたくなり、社外品を購入。海外から取り寄せのため、3週間くらいかかり12月の第2週に商品到着。海外製品の直接仕入れって、注文時の価格と決済時のレート差による価格の違いがあって楽しい。

今後のために整備方法を記録しておく。
ブレーキレバー交換
まずは簡単なブレーキレバーの方から。
- ハンドルを右に切る
- 下にボルトやナットが落ちても車体に入り込まないに養生する
- レバーの下のボルトをナットで固定し、繋がっているボルトをマイナスドライバーを回し抜き取る(図1)固定しないとマイナスドライバーで上のボルトをなめる可能性大
- 新しいレバーを同上のとおり固定し完成(図2)


作業時間、3分程度。
クラッチレバー交換
クラッチレバー取り外し
- ハンドルを左に切る
- パーツが落ちないように養生(図3)
- バーハンとレバーを繋いでいる2本のボルトをT25で解除(図4)
- レバーとワイヤーを繋いでいるパーツのボルトをT25で解除(ブレーキ同様に下のボルトで固定されているから下のボルトを必ず抑える)(図5)
- レバーとワイヤーを繋いでいるパーツをワイヤー部のネジを手で緩め、縦切り溝を合わせて引き抜く(図6,7)





作業時間、5分程度
レバー本体交換
- 取り外したクラッチレバーを分解する。クラッチ根本部分にある穴に筒状の金属が入っており、その金属でレバーとクラッチとつなぐプラスチックが繋がっている。筒状の金属とプラスチックは流用する必要がある(図8)
- クルコンとクラッチワイヤー部を下から保護しているプラケースがあるので無くさないように(図9)
- 筒状の金属は、内径より少し小さいドライバー等に養生テープを巻き付けて押し出せば簡単に取り出せる、上からの力には強いが、横からの力には弱いのでペンチ等で摘むとすぐに破損するので注意
- バネは受け部分が浅く取り付けが難しかったため接着剤で止めておいてから次の処理をしていく(図10)
- 新しいレバーに先のプラスチックと取り出した筒状の金属を通す。この金属は抜くときは簡単だが、入れるときはとても入れにくい、不思議なほど。グリースアップしてゴムハンマーでなんとか完成(図11)




作業時間、15分程度
クラッチレバー取り付け
取り外した時と逆の手順で粛々と取り付けていくだけ。
もしもクラッチワイヤーがあまりにも弛んでいて握ってもふにゃふにゃしているようであれば、付け根(エンジン右横)のクラッチワイヤーが外れていると思われるので、こちらをチェック(図12)


完成
取り付け完了後、試走。問題なし。沼りそうな楽しさ。


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